夢見カタバミ

ぱるふぁん(twitter→@parfum_de_robe)が見た夢の内容を淡々と記録していきます。

変な夢

電磁気学と逃避の話

「では、始めてください」 試験官の声とともに、学生たちが一斉に紙をめくる。どの学生も真剣そのもので、教室の空気は殺気立っている。それもそのはず、これは卒業試験なのだ。この試験の合否で、卒業できるか否かが決まる。 手元の紙をめくると、問題文が…

黒猫の話

道路の上に、黒猫が倒れていた。いつも私に懐いている馴染みの野良猫だ。目を閉じてじっとしており、生きているのか死んでいるのか分からない。よく見ると体のどこかから出血しているようで、小さな血溜まりができている。 とりあえず建物の中に運び込まねば…

お菓子投げ戦争の話

プラネタリウムのような劇場で、『ノートルダムの鐘』を鑑賞していた。私の知っているノートルダムの鐘のあらすじとはだいぶ違うようだった。 『美女と野獣』のアフターストーリーという位置付けで、主人公はベルと野獣の間に生まれた息子という設定だった。…

自分と結婚する話

大きな洋風の屋敷で、カーペットの敷かれた薄暗い廊下を走っていた。裾の広がった真っ赤なドレスと華奢な踵の真っ赤なハイヒールのせいで、ずいぶんと走りづらい。 途中で大学同期の男子二人とすれ違った。二人とも運動用のシャツと短パンでラフな格好をして…

医学部に入る話

大きなリュックを背負って、私は空港の外に出た。小さめのバスターミナルになっていて、人の列がいくつかできている。大きな白い長距離バスに近づくと、窓からこちらを見ている恋人の姿があった。 プシューと音を立ててドアが閉まり、バスはゆっくりと発車し…

変身する話

広い座敷で、宴会が行われていた。 「瀬戸くん、わかなちゃんと結婚したんだってね」 隣に座っていた女性が、私に話しかけた。ほんのり顔が赤らんで、どうやら少し酔っているようだ。そうなんですか?と私は驚いて、そして瀬戸康史の方に顔を向けた。彼は少…

空飛ぶ船の話

東京ディズニーシーに新しいアトラクションができていた。二人乗りの小さなヨットのような形で、二匹の空飛ぶ狼がそれを引いている。船体には小瓶がぶら下げられていて、その中に入っているティンカーベルが妖精の粉をふりかけることで船を浮かび上がらせて…

中村優一さんに会いたい話

休日の昼下がり、いつもよりものんびりと身支度をし、着慣れた高校の制服に袖を通す。リビングでテレビを見ていた母がふと思い出したようにこちらに顔を向けた。 「ねえ、今日の夕方、〇〇高校で中村優一が講演会だって」 中村優一は俳優だ。私の大好きなテ…