夢見カタバミ

ぱるふぁん(twitter→@parfum_de_robe)が見た夢の内容を淡々と記録していきます。

怖い夢

締め出される話(前編)

深夜1時半。手にはスマホと充電ケーブル。私は1人、街を彷徨っていた。 確かに何かの目的を持って家を出たはずだったが、今やそれは消え失せていた。うっかり家の鍵を持たずに出てしまったのか、あるいは鍵を失くしたのか覚えていないが、とにかく自宅から締…

殺人鬼の話(後編)

全てを思い出し理解する前に、ボブは事務所を出発してしまった。だがボブを追いかけるよりとりあえず他のメンバーを避難させるのが先だ。 事務所の奥には小さな隠し扉があり、そこから狭い階段を降りると外に出ることができる。私は他のメンバーに事情を手短…

殺人鬼の話(前編)

ミュージカル観劇を終え、売店で買ったパンフレットを手に劇場から出ると外はすでに夜だった。 「なんだかよく分からなかったな」 と叔父が言うと、 「ちゃんとあらすじ予習しないからだよ」 と叔母が笑った。 殺人鬼集団に狙われる街を自警団が守るストーリ…

終電を逃す話

祖父母の家に向かおうとして終電を逃してしまった。乗り換えに失敗したのだ。ギリギリの乗り換えで急いだあまり、間違えて別のホームに来てしまった。気づいた時には、もう終電は発車した後だった。 『終電逃しちゃった』 『今〇〇駅。タクシーで向かうね』 …

殺人遊園地の話

あのタモリがテーマパークを作ったらしい。オープン日、さっそく私は高校時代の友人達とともに長い列に並び、チケットを買いテーマパークに入った。ずいぶん広い敷地だが、その中身はどうやら東京ディズニーシーの下位互換のようだ。やがて夜になり、閉園時…

真夜中の少年の話

真夜中の校庭の隅で、何かから逃げていた。住んでいるアパートで何かに襲われて、同居人の少年に手を引かれつつ、裸足で飛び出してきたのだった。少年は昭和の小学生のような見た目をしていて、ドラえもんに登場するのび太に似ている。私は少年よりも年下で…